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こんにちは!オーリーです。
本日イギリスEU離脱(ブレグジット)がついに、イギリス議会で可決されました。
今回はイギリスEU離脱(ブレグジット)の移行期間について、そしてFTA(自由貿易協定)可決の問題点や関税の影響についてお話していきますので、
ぜひ最後までご覧くださいませ!
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では、今日のお話に入ります!!
ぜひ最後までお読みください^^
ついにEU離脱関連法案が可決!ブレグジットによる影響はどうなる?
チアキさん
オーリーさん、こんにちは!
オーリー
チアキさん、こんにちは!今日はどうされたんですか?
チアキさん
ニュースで見たんですけど・・・今月末、イギリスがEU離脱するみたいですね。
Newsweek『イギリス、EU離脱関連法が成立 31日23時にEU離脱へ』より引用
オーリー
実は先月に国民投票が開催され、1月末のブレグジットが確実となりました。
オーリー
そしてイギリスのEU離脱関連法案が、ついに今日イギリスで可決されました。
チアキさん
これってかなり大きな出来事ですよね・・・。
オーリー
イギリスEU離脱について、来週はEU議会で協議されます。
チアキさん
一体、イギリスEU離脱の影響ってどうなるんですか!?
オーリー
次に説明しますね!
イギリスがEU離脱を希望したワケとは?
オーリー
さて、今回はイギリス議会でEU離脱関連法案が可決されたということなので、イギリス側で承認が降りたことになります。
オーリー
そして来週、EU議会でイギリスEU離脱の承認を得ることになるわけです。
チアキさん
ふむふむ。
オーリー
そしてEU議会で承認が出れば、1月31日(日本時間では2月1日)に正式にEU離脱となります。
チアキさん
なるほどですね。そもそも、どうしてイギリスはEU離脱を望んでいたのでしょうか?
オーリー
チアキさんいいところに着眼しましたね!
オーリー
まずEU加盟国内の移動は国境を超える時、検査無しで移動できます。
チアキさん
あ、例えばフランスからドイツへ行き来するときも、面倒くさい検査無しで行ける映像を見たことがあります!
オーリー
なのでEUができたことにより、EU加盟国内は簡単に行き来ができるようになりました。
オーリー
EUの中ではイギリスの景気がかなり良かったので、仕事を求めて移民がたくさん入ってくるようになりました。
チアキさん
なるほど〜。確かに国境のハードルが下がれば行き来しやすいですもんね。
オーリー
ただイギリスの移民が増えすぎてしまい、行政やサービスも圧迫されるようになりました。
チアキさん
あ、そしたらイギリスは移民に制限かける法律を作れば良かったじゃないですか?
オーリー
実はイギリスは移民を制限したかったんですが、ここである問題が出てきます。
チアキさん
ある問題・・・・?
オーリー
EU加盟国はEUの法律に縛られます。
オーリー
なのでイギリスが「移民制限する法律を作ろう!」と言っても、EUの法律が優先されるので移民制限ができなかったんです。
チアキさん
つまり、イギリスは自分自身で法律を決められない状態になってた・・・ということなんですか?
オーリー
そうですね。なのでイギリスは「EUに縛られるぐらいなら、離脱して自分で決める!」となったんです。
オーリー
これがイギリスEU離脱(ブレグジット)の始まりなんですよ。
チアキさん
なるほど!イギリスEU離脱の背景が理解できました。
チアキさん
あとイギリスがEU離脱したら、貿易面でどんな影響が出るのか知りたいです。
オーリー
次にお話していきますね!
「移行期間」内にFTAを合意する目標だが・・・・その問題点とは?
オーリー
さて、EU加盟国の中ではまず関税がかかりません。
チアキさん
えっと、関税って何でしょうか?
オーリー
関税は輸入品にかけられる税金で、国内産業が駆逐されるのを防ぐために存在します。
オーリー
関税については、こちらの記事をご覧くださいませ。
→米中貿易戦争を理解するために 〜関税と米中関係をわかりやすく解説!〜
チアキさん
ありがとうございます♫
オーリー
さて、イギリスにとってもEU加盟国同士では関税が全くかからない状態でした。
オーリー
ですがEU離脱に伴い、イギリスはEUにとって他国扱いとなり関税がかかるようになります。
チアキさん
えぇ!?急に関税がかかりだしたら大混乱じゃないですか!?
オーリー
なので2020年末まで、「移行期間」に入ります。
チアキさん
移行期間・・・・・?
オーリー
確かに1月末でイギリスはEUから離脱して、事実上EU加盟国ではなくなります。
オーリー
ただ、2020年末までは「EU圏内は無関税」というルールが適用されるということです。
チアキさん
あ、それで混乱を防ぐんですね!
チアキさん
でも移行期間って行っても・・・イギリスには何かあてがあるんでしょうか?
オーリー
実は今年中に、イギリス・EU間の「FTA(自由貿易協定)」を合意することを目標にしています。
チアキさん
えっと、FTA(自由貿易協定)って何でしょうか?
オーリー
FTA(自由貿易協定)は特定の国・地域間の関税を無くす or 減らす協定のことです。
オーリー
つまり、2021年以降イギリス・EU間でFTAを合意することで、EU加盟時と同様の貿易関係にするのが目的です。
チアキさん
なるほど!
オーリー
ただ、このFTA合意にはある問題があるんです。
チアキさん
ある問題・・・・?
オーリー
次に説明していきます!
FTA合意に至らなかった場合の関税への影響はどうなる!?
オーリー
実はFTA合意までにかかる時間は数年かかかるんです。
オーリー
というのも世界中でFTAはあるんですが、どれも合意までに数年はかかっているんです。
チアキさん
えぇ!?それじゃ2020年末に間に合いそうにないじゃないですか!
オーリー
移行期間は11ヶ月なので、イギリス・EU間でFTAを今年中に決める必要があるんです。
オーリー
もし2020年内に間に合わなれば、2021年からイギリスは関税面で「他国扱い」となってしまい、関税の負担が大きくなります。
オーリー
その場合「合意無き離脱」と似た状況になると言われています。
チアキさん
合意無き離脱・・・・?
オーリー
合意無き離脱とは、イギリスがEUの合意を得ないまま一方的にEU離脱することです。
オーリー
いわば、互いに話し合って決めるのではなく、突然一方的に関係を切るイメージです。
チアキさん
つまり、関税などに関しても話し合いできないまま離脱して、突然関税かかってパニック・・・ということなんですね?
オーリー
そうですね。つまり今年中にFTAが合意されないと、関税のさじ加減も分からないまま関税が適用されることになります。
チアキさん
あ、だからもし今年中にFTA合意に至らなかったら「合意無き離脱」と似た状況になるというわけなんですね。
チアキさん
じゃあ、一体どうなっちゃうんですか!?
オーリー
イギリス国内で輸入品が高騰したり、EU内でもイギリスからの輸入品が高騰・・・・と混乱を招く可能性があるんです。
チアキさん
じゃあ、今年1月末にイギリスがEU離脱して一段落・・・というわけじゃないんですね。
オーリー
なので、次はイギリスが今年中にEU間でFTAを合意できるのかが注目となりますね。
チアキさん
分かりました!私もこれからのイギリス・EUの様子を引き続き見ていきたいと思います!
今回はイギリスEU離脱(ブレグジット)の移行期間について、そしてFTA(自由貿易協定)可決の問題点や関税の影響についてお話しましたが、いかがでしたか?
今後は年内にイギリス・EU間でFTAを合意できるかが注目となります。
時事的な知識として教養としても役に立つと思いますので、ぜひ活用していってくださいね!
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