【オーリーch公式ブログ】
こんにちは!オーリーです。
よく、FXで「pips」という言葉を見かけますよね?
pipsはFXを取引される際にとても重要な概念となっていきます。
今回このpipsがどのような定義で、利食いや損切りでどのように使っていけばいいのか、具体例を示しながら説明していきます。
初心者もこの記事を読むことで、利食いや損切りの計算や目標付けにpipsで考えることができるようになりますよ!
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pipsはFXの共通単位!
初心者
オーリーさん、こんにちは!
Youtubeでは毎日お世話になっています^^
オーリー
おぉおお!いつもありがとうございます!
初心者
オーリーさん、けっこう動画の中で「○pips取ります!」と、よくpipsという言葉を使われてますよね?pipsについて教えてください!
pipsとは、「Percentage in points」の頭文字を取ったもので、そのまま頭文字で表示するとpipになります。
pipは複数形になるとpipsになるので、こっちのほうが使われます。
FXで、値幅を示すときによく使われます!
1pipの定義は0.01円、つまり1円の100分の1を示しています。
初心者
1円の100分の1...?普段1円単位からしか使わないから、全然イメージがつかないですね...。
オーリー
昔、1銭という単位が使われてましたよね!100銭で1円なので、1銭は1円の100分の1ですね!
初心者
あ!そうでしたね!たまに1銭とか聞くことがありまして〜。ん?1円の100分の1が1銭....ってあ!!これはつまり、1銭 = 1pip じゃないですか!?
オーリー
いいところに気づきましたね!1pipは1銭と同じことなんです!
このように、1pip = 1銭となっています。
なので、値幅が0.1円をpipsで表すなら、「10pips」と表せますね!
初心者
ちょっと待ってください!FXでも円で表してくれたら分かりやすいはずなのに、なんでわざわざpipsという見慣れない単位を使うんでしょうか!?
オーリー
FXって、いろんな通貨ペアがありますよね?その中で通貨単位が円だけじゃなくて、ドルやポンド、ユーロ、豪ドル....単位がバラバラで面倒だから、「だったら1つの単位で統一しましょう!」となったわけですね。
そこでpipsという単位が使われるようになったんですよ!
初心者
あ〜なるほどぉ!通貨単位がバラバラだから、FXではpipsで統一したほうが分かりやすいというこなんですね!
あ、でも円以外の、ドルやポンドやユーロなどの通貨単位からpipsに変換するには、どうしたらいいんですか?
オーリー
そのことについて、次にお話していきていますね!
各通貨の単位からpipsへの簡単な変換方法
FXで使われるpipsの変換方法は、以下のようにシンプルに覚えておけば大丈夫です!
pipsの変換方法
◎通貨の単位が円の場合
0.01円 = 1pip
◎通貨の単位が円以外の場合
0.0001(ドル、ユーロ、ポンドなど) = 1pip
つまり、各通貨をpipsに変換した例としては以下のようになります!
●0.25円 = 25pips
●0.0025ドル = 25pips
●0.0025ポンド = 25pips
●0.0025ユーロ = 25pips
初心者
なるほど!意外と簡単ですね!
オーリー
この2つの関係だけ覚えておけば、しっかりpipsを理解することができますよ!
FXで重要なのは「○円儲けた」のではなく「○pips儲けた」の方!
さて、pipsの定義や変換の方法についてお話しましたが、具体的には
「今月は100pips獲得しました!」といったように、FXの実績として使われる事が多いですね!
オーリー
さて、今から2つの表現の違いについて考えてもらいます!
a. 1ヶ月で100pipsの利益を出しました!
b. 1ヶ月で100万円の利益を出しました!
初心者
えっと〜〜〜....aはpipsで実績を言ってるのに対して、bは価格で実績を言ってるところですよね...?
オーリー
それはもちろんそうですが、肝心なのはそこじゃないんですよね!
先程挙げた2つの表現についてですが、
b. の表現の場合、獲得pipsは示されていないですよね?
ここから考えられることは、以下のようになります。
・10pipsを大きなロットで取って100万円の利益を出した。
・100pipsを小さなロットで取って100万円の利益を出した。
初心者
あれれ?「10pipsを高ロットで取って100万円の利益を出した」ってめっちゃハイリスク・ハイリターンじゃないですか!!
オーリー
そうなんですよね!なので、大きなロットで張ってロスカットを行わず、すぐに利食いする手法でも「初心者でも安心!FXで1ヶ月で100万円稼げるようになります!」と表現することができてしまうんですよね!
初心者
あ、こういう謳い文句よく見かけますね!価格で言われると思わず飛びついてしまう感じしますよね!
オーリー
実はどんな胡散臭い手法でも、実績を円だけで示せば初心者が釣れる...と考える人もいるんですよね。ここは本当に気をつけたいところです。
初心者
あぁあ...これは僕も気をつけないとですね。
では、次にaの表現の場合は利益が円で示されていないので、このように考えることができます。
・100pipsを大きなロットで取って100万円の利益を出した。
・100pipsを小さなロットで取って10万円の利益を出した。
オーリー
こっちだと、実績がFXの値幅であるpipsで表せているので、資金の大きさに関係なく「あ、しっかりした手法だな!」と捉えるわけができるんですよね!
初心者
確かに!こっちの方が胡散臭さが少なくなりますよね!
FXでは、資金の大きさは各個人によって本当にバラバラです。
なので、値幅をpipsで表していくことで、
資金の大きさが異なってもどれくらい利益を出せるか、しっかり把握をすることができるわけです!
損切りや利食い目標をpipsで示すと分かりやすい
さて、先程までpipsがどのように使われているかを説明しましたが、利食いや損切り目標を定めるに当たってもpipsを使うと分かりやすいです。
初心者
今月、FXで利益50万円出します! ...と言ってみたらどう感じますか?
オーリー
それってスキャルピングで数pipsで50万円だすのか、それともスイングトレードで数十pipsで50万円出すのか分からないし、不安を感じますね(笑)
初心者
では...今月、FXで利益50pips出します!...はどうですか?
オーリー
あ!これはデイトレードでしっかり利益出していくのかな?と、どのようなトレードをするのかイメージがつきますね!
このように、FXではpipsを使うことでしっかり自分の利益、損切りの目標、実績をわかりやすく表現することができます!
では、早速以下の例をpipsで計算してみましょう!
◎USDJPY(ドル円)
エントリー:100円
利食い:101円
損切り:99円
このとき、利食い幅と損切り幅はそれぞれこの様になります↓
利食い幅:101 − 100 = 1円 → 100pips
損切り幅:100 − 99 = 1円 → 100pips
次に、GBPUSD(ポンドドル)の場合で計算してみましょう!
◎GBPUSD(ポンドドル)
エントリー:1.3000ドル
このとき、利食い幅と損切り幅はそれぞれこの様になります↓
利食い幅:1.3050 − 1.3000 = 0.0050 → 50pips
損切り幅:1.3000 − 1.2975 = 0.0025円 → 25pips
いかがでしたでしょうか?
FXでよく使用されるpipsとう単位をしっかり理解できたかと思います。
これからは利食い幅や損切り幅をpipsで表現し、使いこなせるようにしましょう^^
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